※ 以下は、Claudeを使って、文字起こしから作成した動画内容です
Claudeを使いこなしていく中で、「スキル」「コネクタ」「プラグイン」という3つの仕組みに出会います。
この3つの違いをイメージできるようになると、今後いろいろな場面で応用が効くようになるので、順番に解説していきます。
コネクタとは何か
まずコネクタから説明します。
コネクタを簡単に言うと、外部のツールとClaudeの間に立って、Claudeがそのツールを操作できるようにしてくれる仕組みです。
たとえば、Notionという有名なドキュメント管理サービスがあります。Notionコネクタを使うと、NotionとClaudeの間に立って、Claudeがそのままノーションを操作できるようになります。基本的にコネクタとは、外部のWebサービスやアプリとの間に立ち、Claudeにその外部サービスを使わせられるようにする仕組みです。
対象はWebアプリに限りません。たとえば、Adobeのソフトを起動しておけば、Claude Desktop経由でAdobeのコネクタを使い、そのソフトをいろいろ操作することができます。Adobeの競合であるCanvaが出しているAffinityというアプリにもコネクタが用意されているので、Claude Desktopアプリからコネクタ経由で指示を出し、いろいろな作業をしてもらうことができます。
Claudeの画面では「コネクタ」から「追加でコネクタを参照」とすると、非常にたくさんのコネクタが用意されているのがわかります。自分が普段使っているサービスがあれば、接続しておくととても便利です。たとえばNotionのコネクタを接続しておけば、そのNotion経由でデータベースを読み込んだり、ページを書き込んだりすることができます。
このように、外部にあるアプリやWebサービスとつなぐ役割を果たすのがコネクタです。
スキルとは何か
一方でスキルは、指示書だと思ってもらうとわかりやすいです。
スキルを使うと、事前に簡単な命令を与えるだけで、複雑な指示をClaudeに実行させることができます。事前にマニュアルを作っておいて、そのマニュアルをClaudeにパッと渡す仕組みだとイメージしてもらうといいでしょう。
長いプロンプトを毎回書かなくても、あらかじめ「やってほしいこと」のマニュアルをしっかり作っておけば、以下のようなことができます。
ステップ1でこれをする
ステップ2でこんなことをする
ステップ3でこんな条件のときにどう判断するか
ステップ4でその判断をもとに行動する
こうしたマニュアルの中では、Pythonやjavascriptといったプログラミング言語で作ったプログラムを実行させることもできます。また、スキルの中で「何々コネクタを使ってこういう作業をしてください」という形で、コネクタの利用を指示することも可能です。
具体例として、僕自身が作った「jpチェック」というスキルを紹介します。これは誤字脱字やわかりづらい箇所をチェックして、リストアップしてくれるスキルです。中身は本当にただのマニュアルで、以下のような構成になっています。
ステップ1:ファイルを解析する
ステップ2:4つの観点でレビューする
ステップ3:レポートを作成する
これを実行すると、誤字脱字をチェックして表にまとめてくれます。表にはコツ番号が入っていて、その番号をもとに「1番と3番と5番の修正に同意します、やってください」と伝えると、渡した文章を編集してくれます。
このスキルも、僕がゼロから全部書いたわけではありません。「スキルクリエイター」という、スキルを作るためのスキルがちゃんと用意されているので、それを使って作ったものを少し編集して仕上げています。
Anthropic(Claudeを作っている会社)が公式に提供している「スキルクリエイター」というスキルを見てみると、18個のファイルが入っています。指示文だけでなく、詳しく説明した指示文、HTMLファイル、Pythonコードなど、いろいろなものを一つにまとめることができるのがスキルです。単純な指示書だけでなく、その指示の中で特定のプログラムを実行させることも可能になっています。
この仕組みのおかげで、たとえばWordファイルを編集するスキルも作れます。Wordの中身は実はXMLといくつかのファイルでできているので、Claudeにとって編集すること自体はそれほど難しくありません。ただしコツが必要で、編集する前には一度「アンパック」して圧縮ファイルを展開し、中のファイルを取り出して編集する必要があります。編集が終わったら「リパック」してもう一度zipファイルにまとめ、docxの形に戻す、という手順を踏みます。この時に便利なPythonライブラリを使って動くように作られています。
Anthropicが提供している「ドキュメントスキル」というプラグインを見てみると、docx、pdf、pptx、xlsxといったスキルが複数、合計61個ものファイルとしてまとめられていて、これを一つのスキルとして渡せるようになっています。おそらくPandocのような変換ツールを内部で活用しているのではないかと思います。
まとめると、コネクタは外部のアプリやWebサービスをつなぐ仕組み、スキルはさまざまな指示書に加えて、プログラムやドキュメント、参照ファイルといった知識を一セットにして渡せる仕組み、ということになります。簡単に言えば、コネクタは本当にシンプルな道具で、スキルは仕事の仕方を細かく記述したもの、というイメージです。
プラグインとは何か
ここまでで、コネクタとスキルの違いがなんとなくイメージできたと思います。次にプラグインについて説明します。











